時短銘柄選び!TradingViewフィルターで瞬時に最適銘柄をゲット(事例付き)

2023年04月07日

はじめに

トレードを行う上で重要なのが、銘柄選びです。今回は、私ちょのんが実践している銘柄選びを簡易的に実施する方法を解説します。TradingViewの株式スクリーナーを使って、銘柄選びを効率化する方法をお伝えします。 

目次

  1. TradingViewの株式スクリーナーを使った銘柄選びの方法
    1.1  TradingViewアカウントの作成
    1.2  株式スクリーナーへのアクセス
    1.3  フィルター条件の設定
    1.4  銘柄リストの確認 
    1.5  チャート分析とエントリー 
  2. ちょのんがフィルターに設定している条件
    - シンボルタイプ:「普通株」
    - 取引所:「TSE」
    - 相対ボリューム:「より大きい」、値:「1」
    - 価格:「より大きい」、値:「200」
    - 6か月パフォーマンス:「以下」、値:「0」
    - SMA:単純移動平均線(5):「以上」、値:「SMA:単純移動平均線(20)」
    - SMA:単純移動平均(20):「以上」、値:「SMA:単純移動平均線(50)」
  3. 具体的な成功事例(1887 日本国土開発)
  4. まとめ

1. TradingViewの株式スクリーナーを使った銘柄選びの方法

TradingViewの株式スクリーナーは、多くの投資家にとって非常に便利なツールです。この機能を活用することで、数多くの銘柄の中から、自分の投資戦略に合った銘柄を効率的に見つけることができます。流れは以下の通りです。

1.1 TradingViewアカウントの作成

まず、TradingViewの株式スクリーナーを使うためには、TradingViewのアカウントを作成する必要があります。アカウント作成は無料で行うことができ、簡単な登録手続きを経て、すぐに利用開始できます。
TradingViewのアカウント登録はこちら 

1.2 株式スクリーナーのアクセス

TradingViewにログインした後、画面左下部のメニューバーから「スクリーナー」を選択し、「株式スクリーナー」をクリックしてアクセスします。 

1.3 フィルター条件の設定 

株式スクリーナー画面に移動したら、画面右上にある「フィルター」の項目を使って、自分の銘柄選びに適した条件を設定します。 条件設定にはファンダメンタルズ分析やテクニカル分析による条件指定がかなり細かくできます。

1.4 銘柄リストの確認 

フィルター条件を設定した後、画面右側に表示される銘柄リストを確認します。このリストには、設定した条件に合致する銘柄が表示されています。リストの中から、さらに魅力的な銘柄を目視で確認し、監視リストに追加していきましょう。

1.5 チャート分析とエントリー  

最後に、監視リストに追加した銘柄のチャートを分析し、エントリーのタイミングを見極めます。適切なタイミングでエントリーし、利益を確保することができれば、銘柄選びの成功と言えるでしょう。適切なタイミングと利益確保に関しては、こちらの銘柄別解説をご参考にしていただければと思います。

 このように、TradingViewの株式スクリーナーを使った銘柄選びの方法は、効率的かつ簡単に行うことができます。是非、このツールを活用して、自分に合った銘柄選びを実践してみてください。


2. ちょのんがフィルターに設定している条件

この章では、私ちょのんが独自に編み出した時短フィルター設定をご紹介します。これらの設定は一般的なものではなく、私の銘柄選定のポイントに基づいて作成されたものです。 

- シンボルタイプ: 「普通株」

今回は個別銘柄/企業の株式をスクリーニングするので、シンボルタイプでは「普通株」を選択します。これにより特定の企業の株式に焦点を当てることができます。

TradingViewでは下記を選ぶことができます。
選択肢:「すべて」、「普通株」、「クローズドエンド・ファンド」、「預託証券」、「ETF」、「ETN」、「ミューチュアルファンド」、「優先株式」、「リート」、「ストラクチャード」、「トラスト・ファンド」、「UIT」

- 取引所: 「TSE」

次に、取引所で「TSE」(東京証券取引所)を選択します。これにより、国内の銘柄に限定して検索することができます。

東京証券取引所は、日本最大の株式市場であり、多くの企業が上場しています。国内の銘柄に限定することで、自分がよく知る企業や業界に絞って銘柄選びができるため、情報収集や分析がしやすくなります。

- 相対ボリューム: 「より大きい」、値: 「1」 

相対ボリュームは、直近の取引量を過去の平均取引量と比較したものです。相対ボリュームが1より大きい銘柄を選ぶことで、投資家の関心が高まっている銘柄を見つけることができます。これは、今後の価格上昇や機会につながる可能性が高いため、投資判断に重要な要素となります。

また、相対ボリュームが高いことは、流動性が向上していることを示しているため、取引がスムーズに行えるメリットもあります。これにより、スプレッドが狭まり、取引コストの低減にもつながります。相対ボリュームをフィルターに加えることで、より効率的な銘柄選びが可能になります。

- 価格: 「より大きい」、値: 「200」 

株価が200円以上の銘柄を対象とすることで、安定した価格帯の銘柄に絞り込むことができます。低価格株は、株価の変動が大きく、投資リスクが高いことが一般的です。しかし、200円以上の銘柄に絞ることで、より安定した業績や信頼性の高い企業に焦点を当てることができます。

また、200円以上の銘柄は、個別株の流動性が高く、取引がスムーズに行えることが期待できます。流動性の高い銘柄は、売買のスプレッドが狭く、取引コストが低く抑えられるため、投資効率が向上します。

- 6か月パフォーマンス: 「以下」、値: 「0」

過去6か月間のパフォーマンスが0%以下の銘柄を選ぶことで、下落トレンドが続いている銘柄を対象にすることができます。これらの銘柄は、トレンド転換後に大きな上昇を狙える可能性があると考えられます。下落トレンドが続いている銘柄は、過去には高い評価を受けていたが、何らかの理由で市場の評価が下がってしまったものです。これらの銘柄は、一度市場の評価が回復すれば、急速な上昇が期待できることがあります。

また、過去6か月間のパフォーマンスが0%以下の銘柄を選ぶことで、過剰なバリュエーションが解消された銘柄を見つけることができます。これらの銘柄は、ファンダメンタルズが堅調であるにもかかわらず、市場の過剰な期待が解消されたことで、適正なバリュエーションに戻ってくる可能性があります。

さらに、下落トレンドが続いている銘柄は、他の投資家が見過ごしていることが多いため、他の投資家に先駆けて投資できるチャンスがあります。これにより、上昇トレンドが始まった際に、早期にポジションを取ることができ、利益の最大化が期待できます。

- SMA: 単純移動平均線(パーフェクトオーダー/エリオット波動を意識)

パーフェクトオーダーは、短期、中期、長期の移動平均線が整然と並んでいる状態を指し、上昇トレンドや下降トレンドが強固であることを示します。本戦略では、パーフェクトオーダーを意識して以下の条件を設定しています。

 ・短期の単純移動平均線(5日)が中期の単純移動平均線(20日)を上回る
 ・中期の単純移動平均線(20日)が長期の単純移動平均線(50日)を上回る

この条件により、パーフェクトオーダーに近い上昇トレンドを持つ銘柄を見つけることができます。

また、エリオット波動理論もトレンド分析に役立つ手法の一つです。
エリオット波動理論は、上昇トレンド時、推進5波・修正3波の合計8つの波で構成されるとする理論で、これを利用して相場の方向性や転換ポイントを予測します。

単純移動平均線とエリオット波動理論を組み合わせることで、より強固なトレンド分析が可能となります。例えば、パーフェクトオーダー状態の銘柄で、エリオット波動理論に基づいて上昇トレンドの第3波や第5波が始まったと判断できる場合、投資のタイミングが良いと考えられます。このような分析方法は、銘柄選びにおいて様々なアプローチを組み合わせることで、より確度の高い投資判断が可能となります。

 


3. 具体的な成功事例(1887 日本国土開発)

ちょのんが実際にこのフィルターを使用して得た成功事例をご紹介します。1887 日本国土開発の売買で、以下の流れで利益がとれました。

  1. フィルターを実施
  2. 合致した銘柄を目視で確認
  3. より戦略に近い銘柄を監視リストに追加(日本国土開発を監視リストに追加)
  4. タイミングを見計らってロングエントリー&利確

このように、フィルターを使用することで、効率的に銘柄選びを行い、利益を上げることができました。ぜひ、皆さんも試してみてください。


4. まとめ

本記事では、TradingViewの株式スクリーナーを活用した、ちょのんの独自の時短フィルターについてご紹介しました。

このフィルターは、効率的に銘柄選びを行い、利益を上げるための一助となります。具体的なフィルター条件には、取引所、相対ボリューム、価格、6か月パフォーマンス、単純移動平均線を考慮し、パーフェクトオーダーとエリオット波動理論を組み合わせた分析方法を用いています。

また、実践例を通して、この時短フィルターを用いた銘柄選びが、効率的に利益を上げることができることを示しました。このフィルターを活用することで、投資家の皆さんも時間を節約しながら、より適切な銘柄選びが可能となります。

最後に、投資はリスクが伴うため、必ず自己責任で行ってください。本記事で紹介したフィルターはあくまで参考の一つであり、最終的な投資判断は皆さん自身で行っていただくことが大切です。それでは、皆さんの投資が成功に繋がることを願っています。

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